どうもBRCの加納です^^
今回は脊柱起立筋の勉強のために自分の勉強ノートの一部を紹介します
これから解剖学を勉強しようとしている人の参考になれば幸いです

脊柱起立筋群は9個の筋肉でできている
頭部側から

起始=● 停止=□

棘筋 (頭棘筋ー頸棘筋ー胸棘筋)

頭棘筋
●C5~Th3棘突起後頭骨
□後頭骨(上項線と下項線の間後頭鱗)

頸棘筋
●C5~Th2棘突起
□C2~C5棘突起

胸棘筋
●Th11~L2棘突起
□Th1~9棘突起

最長筋 (頭最長筋ー頸最長筋ー胸最長筋)

頭最長筋
●C3~Th3横突起
□側頭骨の乳様突起

頸最長筋
●Th1~5横突起
□C2~C6

胸最長筋
●仙骨後面、腰骨後、下位腰堆棘突起、腰椎棘突起
□上位腰堆副突起、全腰椎横突起、腰椎肋骨突起・肋骨角

腸肋筋 (頸肋腰筋ー胸肋腰筋ー腰腸肋筋)

頸肋腰筋
●第1~6肋骨角
□C4~C6横突起

胸肋腰筋
●第7~12肋骨上縁
□第1~6肋骨の肋骨角

腰腸肋筋
●仙骨後面、腰骨後、下位腰椎棘突起
□第7~10肋骨角、第11・12肋骨

脊柱から一番近い順、内側からに棘筋、最長筋、腸肋筋

9個に別けられているがセットで膜状に包まれていて実際はほぼ一緒に動く、

作用もほぼ一緒(脊柱の伸展 側屈 回旋)

まとめて動く事に特化した筋群である

日常生活において姿勢の保持にメインで使われるため

アイソメトリック的な動きが得意で遅筋が多いのが特徴

脊柱が発達している人はルーマニアンデットやバックエクステンションをやり込んでいる為、脊柱起立筋の緊張が上手く抜けず多裂筋やインナーの筋肉が上手く使えていない場合がある

そうなると歩く、走る、跳ぶ動作等の運動能力に影響が出てくる。
腰痛等の原因にもなる

歩行動作の立脚後期がおこる時
骨盤の前傾が起こり(股関節の進展の正常可動域20℃)、換骨の前傾(脊柱起立筋、多裂筋がコンック的に働く)、仙骨の前傾、腰椎の前弯で伸展可動域を確保、その時反対側の換骨も前傾し着地の瞬間の殿筋やハムストリングスが抗重力や制動に働き脊柱起立筋が身体が前に倒れるのを支える その時前にでている脚の換骨が後傾して隙間ができるその隙間に仙骨が入り込む、(右脚が前なら右に入り込む)L4,5も一緒の方向に動くその為前を見る為にL3から上は逆方向に回旋していく
その後、伸展させた脚を前に出すために一旦、脊柱起立筋を緩めて骨盤を後傾させて多裂筋を緩めて換骨が後傾するこれを繰り返し歩行動作は行われる
この時、上手く脊柱起立筋が上手く使えない人は伸展動作の時に筋肉を緩めれない為上手く足が前に出ない
そのため脳梗塞や片麻痺の患者は手と足が一緒になる歩行になりやすい

歩行動作では脊柱起立筋、多裂筋のオンオフが重要になる

多裂筋が緊張し上手く換骨の前傾が起きないとスライドが小さくなる

骨盤の前傾と仙骨の前傾に働くのは大殿筋、大内転筋(伸展時に
大内転筋が上手く働かないと蟹股になりやすい
脚の屈曲が上手くいかない場合L4,5の回旋可動域を改善すれば屈曲が上手くいく可能性がある

腰椎の後傾が起こり骨盤が後傾すると脊柱起立筋が働き姿勢を維持しようとする

骨盤が前傾して股関節の屈曲が行われないと殿筋は上手く働かない
骨盤が前傾している人は殿筋が良く働いている事が多い

骨盤が後傾している人は脚を大きく前に出し骨盤を前傾させて殿筋をエキセントリック的に働かせれば姿勢が治ることがある

胸最長筋 胸椎伸展メイン(脊柱の側屈)、Th12から下はほとんど膜なので脊柱の伸展にはあんまりかかわらない

腰腸肋筋が最も働くのは骨盤が後傾して体が前に倒れるのを支えるときなのでトレーニングをせずに発達してる人は骨盤後傾が腰椎こうわんしていることが多い  過剰に働くと脊柱の回線が歩行時に使えなくなるので歩行動作に影響する(スライドが短くなるなど)

姿勢が悪い人 高齢者に多い

姿勢の原因

p1 骨盤が前傾、していると回旋が上手く行えない原因骨盤が前傾している為体が落ちないように脊柱起立筋でささえている

p2 腰椎単体で前傾することでつられて骨盤が前傾している

解明方法
座って貰う
座った時に腰椎の前弯がなくならなければp2なくならなければp1

腰椎のL3からそることが多い腸骨とL4,5は腸腰靭帯で固まっている為、換骨が動けば4,5は一緒に動く
可動性が確保できるのは3番から上
3番が腰椎の屈曲時最も可動性が高いので痛めやすい
A
脊椎の可動を改善すれば全体の可動性を上げてパフォーマンスを上げれるかもしれない

1つの場所だけが頑張ることを避ける

全体の動きの総合可動域が重要です

脊椎のL4,5の回旋可動域を改善や換骨の後傾を皮膚誘導などでしやすくすれば股関節の伸展可動域があがる可能性がある

可動域の制限が筋肉からきている場合はリリースが効果的である

坐骨神経痛のチェック方法、臥床した状態で脚をまっすぐ伸ばしその状態で上げていき坐骨神経が圧迫され疼痛が起これば陽性
換骨後傾すると脊柱起立筋や多裂筋の硬膜の伸張がおきて疼痛が起こる

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