こんにちは!BRCトレーナーの豊田です!

最近(2022 年7月初め)めちゃくちゃ暑いですね🥵

特に今年は梅雨が短くて6月末から30度越えが何度もあり熱中症の方が既に後を絶ちません。

そこで今回は熱中症と水分摂取法について解説していきます。

高温環境での運動時の身体の反応

人間は暑い環境での運動時は過度の体温上昇を防ぐ為に熱を体外に放出する必要があります。

その為に、まず体温が上昇し皮膚血管が広くなる→皮膚血流量増加

こうする事によって身体の深部から表面への熱移動が活発になり皮膚温上昇

外の温度と皮膚温の温度差によって熱を体外へ逃がさせます。

また皮膚温と外の気温の温度差が小さい場合は発汗による気化熱を利用した蒸散で熱を体外へ逃します。

色んな熱中症
熱中症は気温と湿度の高い時に起こる健康障害の総称なのでここでは熱中症の種類や特徴について解説していきます。

①熱失神
太陽の下での高温環境にさらされると皮膚血管の広がりと下半身への血液貯溜で脳への血流が減りめまいや失神が起こる

陰で涼しい所で足を高くして寝かせると回復しやすい。

②熱痙攣
大量の発汗により水もしくは塩分の少ない水を摂取して血液中のナトリウム濃度が低下した場合に生じ、痛みがある筋痙攣がある

塩分濃度の高い飲料の摂取や点滴で回復しやすい。

③熱疲労
発汗による脱水、血管拡張による循環不全の状態の事で頭痛、吐き気、倦怠感、めまい、脱力感などの症状がある。

スポーツドリンクで水分と塩分を補う事で回復しやすい。

嘔吐する事あるのでその場合は点滴などが必要である。

④熱射病
体温が40℃以上まで上昇して、脳機能に異常をきたし、運動障害、意識障害、体温調節ができない状態である。

この状態が長く続くと他臓器障害を併発し死亡率が高くなる為早く体温を下げる必要がある。

救急車を要請し水をかけたり濡れタオルを当て風を仰ぐ、また太い血管のある部分(足の付け根など)に氷などを当て冷却措置を行う。

ここまで熱中症の種類について解説してきましたが

次は水分の摂り方について解説します。

まず良く言われている「水だけではダメ」について解説します。

汗を舐めるとしょっぱいように汗にはナトリウムが含まれている→という事は身体にナトリウムが含まれています。

この体内のナトリウム濃度を維持したいのですが水だけを飲むと、汗によって体内のナトリウム量減少+水でナトリウム濃度が薄まってしまう。
(カルピスを原液と水で作って半分飲んだ後に水だけをまた入れると味が薄まる様な感じ)

こうなると身体にとっては都合が悪いのでこれ以上、水を飲む気持ちが減ったり様々な弊害が出てきます。

ではどうすべきか?
答えは水分+αの物を飲むのが正解です。

具体的にはスポーツドリンクや経口補水液などがあります。

そして次に飲み方を解説します。
よくある間違った水分補給法として上記の「水だけを飲む」のほかに一回たくさんの量をがぶ飲みがあります。

一回にたくさんの水を大量に飲むと身体の中に留まることが少なくほとんどすぐ身体から尿として排出されてしまいます。(空腹時だとより顕著になる)

これを防ぐためには先程書いたスポーツドリンクを飲むのと水分摂取回数を多く且つ少しづつ摂取するのが良いでしょう。

如何だったでしょうか?

熱中症は年齢健康状態関係なく命を脅かすのでみなさん気をつけて夏をお楽しみ下さい!

それではまた!

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